あさもやノート|週末内省練習帳

内向的アラフォーワーママの雑談的結論のないおはなし。

生まれて初めてコーチングを受けた話

先日、生まれて初めてコーチングを受けました。感激のあまりこの記憶を残しておこうと思い立ち、綴ったコーチングの記録です。自分のための備忘録なので、誰の役に立ちそうもないですが、残しておきます。

目次

ストレングスコーチングとは?

今回のコーチングはギャラップ社認定のクリフトンストレングスコーチのさとうちひろさんに依頼し、ストレングスコーチングを受けました。(ストレングスとはクリフトンストレングスのことです。)

クリフトンストレングスとは、アメリカ最大の調査会社ギャラップ社が開発した強み診断ツール。オンライン上で質問に答えるだけで、分類された34の資質の順位が診断結果として出される。上位の資質はその人に「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン」である。

私は1年半前にこのクリフトンストレングスの診断ツールを受けて診断結果を持っていましたが、これをどんな風に活かしたらいいのかわからず、そのままにしていました。このままではもったいないし、この結果がどういうものか少し教えてもらえればいいなぐらいの気持ちはある。だけど、こんな軽い感じでコーチング受けられるのかな?と受けるかどうか何ヶ月も悩んでいたのです。

そこで思ったのが、そもそもコーチングって何・・・?

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。

うーん、そこまでは求めていないかも・・・と思いつつ、コーチングを受けた方の感想を読めば読むほどワクワクが止まらない。もう受けてみるしかない!勢いで申し込みました。
人見知りが激しく、言語化も苦手な私。初めて会う方でしかもオンラインで私は上手に話せるのか?!と不安でしかなかったのですが、結果的にはちひろさんのおかげで初めてとは思えないぐらい話せました。

今回のストレングスコーチングで学んだこと

  • 何かに取り組むとき、その方法はいろいろあるが上位資質を使えた方が結果的に自分が楽にできる
  • 今この資質が出ているなと感じた時にベクトルが自分に向いているのか相手に向いているのかを客観的に見て考える。自分に向くと資質の弱みづかいが起きるので、相手に向けるにはどうしたらいいかなと考えてみる。
  • イライラしたり怒ったり悲しくなったりしたときは資質が悲しんでいるので、資質のどれかを弱みづかいしている可能性が高い
  • 上位10位までを上位資質と認識していて、それ以下のものには正直目もくれていなかったのだけど、私の経験をお話ししたところどうやら16位ぐらいまでは使えているということだった。
  • 人間関係構築力に強みがあるというのがとても不思議だったが、人間関係構築力の強みは社交的でたくさんの人と話ができるというものではないらしい。私の場合は7位の共感性で人の気持ちを汲みつつ、9位の個別化でそれぞれに合わせたチョイスができ、2位の調和性で複数の人の意見を合わせて一致できる点を探せるという強みだったので、いわゆる話の上手なコミュ力がある人というのとは全く違う。
  • 私は心配事や不安なことをカバーするためにそれを軸にして上位資質を使っていることが多い
  • 何より1番腹落ちしたのは5位適応性と8位ポジティブが全然自分の資質として出ていないと思っていたのに、人生で何回かあった転機(自分で選べなかったもの)に対して数年経てばあれでよかったんだ!と思えているのは適応性とポジティブがあるからだと言われたこと。仕事が予定通り進まず、飛び込みの仕事が入ると慌ててしまい、臨機応変が苦手で一体どこに適応性があるのか?と思っていたのでこれは大きな気づきだった。ポジティブもこれだけ落ち込みやすいのにポジティブはないよね?と思っていたのに、人生の転機は全てポジティブに受け入れられていたことはちひろさんに言われて初めて気づいたのでした。他人の目ってすごい。いや、ちひろさんがすごい。
  • 事前のヒアリングシートで今回のコーチングを受けるに当たってクリアしたい問題はありますか?という問いがあり、問題?そもそも私がなんでコーチングを受けようと思ったのかってストレングスファイインダーをうまく使えたらいいな〜ぐらいの軽い気持ち・・・これ、どうする?!と思ったのにアウトプットすると、意外とちゃんと出てきました。今の仕事に対してモヤモヤした気持ちがあり、この仕事を続けていくのか、はたまた転職するのか、今後の仕事に対するスタンスを決めたいと思っていたんですよね。このままふらふらと流されて仕事を続けたくない。仕事を続けると決めるならもっと前向きな気持ちで仕事に向かいたいと思っていました。この問題、一体どうやって強みで解決できるのか?と思っていたのですが、ちひろさんは私の話の中から言葉をピックアップしてちゃんと解決の糸口を提示してくれました。どうやったら自分が納得できる形になるのか、1人で考えても結果が出ないところがコーチングによって解決の糸口が見つかり、自分もその方向に進むことを納得できるってすごい。感激しすぎてびっくりでした。まるで魔法。
  • 長年勤めたところから昨年異動して畑違いの仕事をすることになり、数年おきの異動が確実な職場なので頑張って勉強しても生かされないまま異動してしまうなんて全然おもしろくない、もうそんな職場で働きたくない(0か100かになってしまう最上志向の弱みづかい発動)と思っていました。異動前にしていた仕事が強みを相当使う仕事だったことがちひろさんと話している中で判明し、だから楽しかったんだな〜と改めて実感。そこに戻れることはないにしても、その分野についての話をしている私から熱量がすごい伝わったようで、それをライフワークとして発信しつつ、数年おきの異動が確実な仕事は学習欲と収集心を活かして新たな分野でがんばってみるのはどうでしょうかと提案されて、そういう強みの使い方でこの問題をクリアできるのかもしれない!と目から鱗でした。
  • はろこみ(ワーママはるさんがハブとなっているワーママワーパパのオンラインコミュニティ)でいろんな方がセミナー形式のイベントを立てているのを見て、発信というものはセミナー形式で話ができた方が良いという思い込みがなぜかあった私。でも私はリアルタイムでコミュニケーションをとりながら柔軟に対応していくというのは本当に苦手意識が強く、無理だとも思っていました。そもそもはろこみのみなさんは能力者が集まりすぎなんでかなりレベル高くて、下手したら会社の研修ですか?っていうようなイベントもあるんです。そこまで持っていこうなんて私には無理なのに、そういう方向に進めたらなんて思っていた。でもそれって持ってない資質を使おうとしていたんですよね。社交性、コミュニケーションは下位資質なのに、それは無理。ちひろさんと話していて私が得意な情報を集めて(収集心)一旦まとめて整理して文章として出すっていうのでも十分発信できますよと言われ、そっか〜と腹落ちしました。自分の資質使った方が楽、楽じゃないと続かない。
  • 誰かの役に立ちたいという気持ちが強くあり、それを求めて自分の行動を決めているということが判明。確かに言われればそのとおり。発信したいと思うのもこんなに楽しい面白いものがあるんだからみんなに知ってもらいたい!役に立てるかもしれないという気持ちがあることがわかりました。自分でも気づいてなかった。人と話すことでわかることってたくさんあるんだなとコーチングに勇気を出して申し込んだ自分に拍手。
  • 異動前の職場でしていた分野への情熱がまだ冷めていなかったことにもちひろさんと話しているうちに気づきました。自分ではもう諦めて自分の趣味として細々やっていけばいいかぐらいの気持ちだと思っていました。でもこういうことをしたかったんですと話し始めると止まらない。私まだ諦めてなかったんだな。そこの職場に戻らないとそれはできないと思っていたけれど(0か100かの最上志向の弱みづかい(2回目))、個人レベルでもできることがあると気付かされました。やりたいんだから他の方法でやってみればいいんだ。

過去の話をいくつかしただけでここまでの話をまとめられる技量、話しているこちらが話をしやすい雰囲気づくり、少し話がずれてしまってもその話を汲み取って次に繋げてもらえる安心感。私はとにかく人に話して思いを伝えることに苦手意識があり、それがコーチングの申込を遠ざけていた理由の1つでもあったのですが、そんな心配は全く必要ありませんでした。

聞かれたことをお話ししただけなのに、得られたものが大きすぎました。勇気出して申し込んでよかったーーー!
結局2時間近くお話しさせていただいて、本当に楽しい時間でした。
終わった後も興奮冷めやらぬで結局2時間ぐらい寝つけませんでした。(寝たのは2時)

後日、ちひろさんからパーソナルプロファイリングシートが送られてきました。セッションと一緒に申し込んでいたもので、自分の資質や才能が発揮できるパターンやセッションの中でお話ししたことをまとめられた資料です。1対1でお話しするのと自分のことを話すのに気を取られて、話したことをメモする余裕もなかったので、お話をまとめてもらったシートをいただけてさらに資質に対する理解が深まったように感じました。定期的に見返して自分の資質が活かせているか勝ちパターンが回せているかを確認したいと思います。

コーチングを受けた結果

コーチングの最後にひとつアクションプランとして「今月中にとりあえず1つ発信してみる。」という約束をして、Instagramで発信をしたところ、意外といいね!を押してもらえて、これからも発信していくぞ!とやる気になりました。
仕事については資質を活かして自分が役に立てるところでがんばって続けていこうと気持ちが固まったことで、ここは私でがんばろう、ここは苦手だから人にお願いしてみようと気持ちに区切りがつけやすくなり、自分はこれが強みなんだと知るだけではなく納得して自分に落とし込めたことで、自分の行動を選択することが楽になりました。
2時間お話ししただけで自分の中にかなり大きな変化があり驚いています。

おまけ

コーチングセッション当日、最初はパソコンでzoomにサインインしたのになぜかカメラが写らず急遽iPadで接続することになったり、普段全く夜泣きのない次男がこういう時に限って泣くというトラブル続きでちひろさんにはご迷惑をおかけしました。いや本当にこういう時に限ってのトラブルってなぜ起こるんでしょうか。トラブル続きでしたがゆっくり待っていただいて本当に助かりました。ちひろさん、ありがとうございました。

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